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一目均衡表の 好転

一目均衡表の 好転
チャート分析

マニアが教える「一目均衡表でFXの全てを明らかにする使い方」

一目均衡表を表示させたチャート画像

さて。いきなりニートの愛を語っても引かれちゃうと思うので、まずは「一目均衡表(以下:一目)」の概要をサラッと紹介しましょう(・∀・)
一目均衡表は、全部で5つの要素で構成されています。

しかし、どれ1つとして意味もなく表示されているわけではありません( ・ิω・ิ)

一方、一目均衡表は「糸が絡み合っているだけ」のように見える状況を、 1つずつ紐解いていくだけで初心者でも高度なテクニカル分析ができるんです。

一目均衡表はどう見ればいいの?

一目均衡表を表示させたチャート画像


基本的な一目均衡表の見方の紹介をします^^
先に紹介した5つの項目を思い出していただきましょう♪

「先行スパン1」「先行スパン2」は、2つを合わせて「雲(抵抗体・抵抗雲)」として使われますので、ここから先の解説では「雲」という呼び名で進めます(・∀・)
では改めて。全4つの要素を、それぞれの役割と共に紹介します↓

一目均衡表4つの要素の役割を示した画像

一目均衡表の 好転
基準線 過去26日間の最高値・安値の中心値を結んだ線。
転換線と共に相場の方向性を見るために使われる。
転換線 過去9日間の最高値・安値の中心地を結んだ線。
基準線と共に相場の方向性を見るために使われる。
遅行スパン 今の価格(終値)推移を26日前に表示させた線。
ローソク足との位置関係から価格の方向性を見極めるために使われる。
先行スパン1・2の位置関係や間隔から価格の勢いと方向性を分析する為に、「色」を付けて雲のように見立てた指標

↑それぞれの線が持つ役割はなんとなくご理解出来ましたでしょうか?(・∀・)
では、次にもう少し具体的な見方「こう言う時は〇〇なんだよ!」という部分を紹介します♪

基準線・転換線

基準線と転換線の見方を記した画像

基準線と転換線はセットで使われます。基準線だけで見ることは無いですし、逆に転換線だけで見ることもありません。 「基準線と転換線はセット」 これは基本中の基本ですからね(・∀・)

↑この画像は基準線と転換線だけを表示させたチャートです。ご覧の通り、価格が上昇中の時は上から「ローソク足>転換線>基準線」という順番で表示され、価格が下落中の時は「基準線>転換線>ローソク足」という順番になります(一目均衡表の 好転 ´ー`)

上がれば「好転」、下がれば「逆転」

基準線と転換線の好転と逆転の画像

一目均衡表の中では、 価格が上昇すれば「好転」、価格が下落すれば「逆転」 という呼び方をします。
また、移動平均線にゴールデンクロス・デッドクロスというシグナルがあるように、一目均衡表では

  • 転換線が基準線を下から上に抜ければ「好転した(上昇シグナル)」
  • 転換線が基準線を上から下に抜ければ「逆転した(下降シグナル)」

遅行スパン

遅行スパンの説明画像

株や為替では、過去と現在の価格差に焦点を当てて分析をするコトが多々あります。
経済ニュースで紹介される「前日に比べて〇%上昇or下落」もそうですし、移動平均線もそうです。一目均衡表でも過去と現在の値動きに焦点を当てている要素があり、それが「遅行スパン」です(・∀・) 一目均衡表の 好転

過去と現在といっても、遅行スパンの場合は「ローソク足26本前」の価格と比較します。「随分前だな〜」って思いますよね(笑)

遅行スパンの好転と逆転を示した画像

ただ。実はコレが結構当たるんですよ(・ω・)

  • 遅行スパンが26本前のローソク足を下から上に抜ければ「好転した(上昇シグナル)」
  • 遅行スパンが26本前のローソク足を上から下に抜ければ「逆転した(下降シグナル)」

雲(先行スパン1・2)

上昇雲と下降雲の画像

雲とは、先行スパン1と2の間にある「空間」から価格の勢い向きを判断するインジケーターです。
↓この画像は、雲のみチャートに表示させています。

↑赤い縦線でシマ模様になっているのが「上昇雲」、青い縦線でシマ模様になっているのが「下降雲」。それぞれ、

雲を使ったトレンド・レンジ判断の画像

という役割を持っています。
価格の向きは、 空間(雲)の面積が大きければ価格は上昇か下落に傾いている「トレンド」、逆に小さければ価格がどちらにも傾いていない「レンジ」 、という判断をします(´ー`)

↑画像の左側は、 雲が薄く平べったい ですよね?また、価格も 高値安値を行ったり来たり しています。まさに「レンジ相場」の特徴です。
逆に画像の右側は、 雲の厚みが徐々に増して いますよね?価格も レンジの高値を更新し、その後も高値を更新し続けています。 まさに「トレンド相場」の特徴です^^

雲は「押し・戻り」を測る抵抗帯となるのか?

移動平均線を始め「〇〇線」を名乗る指標を用いたインジケーターでは、〇〇線を「抵抗線(レジスタンス)・支持線(サポート)」として捉え、その線を基準に押し目買い・戻り売りの判断をします。

一目均衡表の雲も「先行スパン1・2」という線で挟まれている為、雲の上限下限を抵抗帯・支持帯として見ます。また、「ローソク足が雲の中に入った・抜けた」という動きを見せた時は、「抵抗・支持帯抜け」として判断します。

ただし、一目均衡表の雲を抵抗・支持帯として過信するのは NG です。何故なら「雲」だから(笑)

一目均衡表の期間は設定変更した方が良いのか?

インジケーターの設定変更は、自分との相性を確かめたり、使い心地を良くするために欠かせない工程です。しかし、一目均衡表の場合は特殊で 「そのまま(デフォルト)が誰にとっても最適」 とされています。

その理由は、一目均衡表の生みの親「一目山人(いちもくさんじん)」という昔ブイブイ言わせてたすごい人が、7年も費やして導き出した答えが「9、17、26」という3つの期間だからですԅ(˘ω˘ԅ)

一目山人のお墨付き「9、17、26」について

細田悟一の画像

一目均衡表のデフォルトで設定されている「9、7、26」という設定についてですが、これは開発者「一目山人(本名:細田悟一)」が2000人掛かりで7年もの歳月を掛けて生み出した数字だそうです。

肩書きや役職でその人の実力を測ることは出来ませんが「ネットや参考書でかじった程度の知識や経験では到底及ばないレベルの知識を持っている人」だということは「一目瞭然」ですよね? “一目”だけに (笑)

なので「一目均衡表は黙ってデフォルト」でいいのです(´ー`)
※参照源:Wikipedia

一目均衡表の伝統的なシグナル2つ

三役好転の画像

「三役」とは、基準線&転換線、遅行スパン、雲の3つの総称です。この3つが全て「好転」している状態を三役好転(さんやくこうてん)と呼びます。
↓具体的な状況は以下の通り

この3つが全て揃う状況はそうそうありませんが、もしコレが確認できたら「強い上昇トレンドの可能性大」と考えてOKです(´ー`)

三役逆転の画像

コチラは「三役好転」とは正反対の状況を指します。

こちらも、条件が揃うことはなかなか無いので、もし全てそろったら「強い下降トレンドの可能性大」と考えて問題ありません^^

三役好転・逆転を「待つ」のはNG

三役逆転が出る順番を示した画像

↑上のような順番に出ます。稀に順番が変わりますが、基本はこの順番に出ると考えておいてOK(´ー`)
3つの条件が揃うまでに掛かる時間はその時々の状況で一変しますが、「思っているよりも遥かに時間が掛かる」と考えていただいて構いません(笑) 一目均衡表の 好転
そのくらい時間が掛かるのです。

では「いつ三役好転・逆転を基準にすれば良いのか?」という点が気になりますよね(・∀・)

自分(筆者)は絶対的な使いみちを知っているわけでもありませんが「①、②が出たらエントリーしてもいんじゃない?」と思います。というか、ソレしかないと思います(一目均衡表の 好転 `・ω・´)

三役逆転のエントリータイミングをABCに分けた画像


A:①を確認し、②が確認できたらエントリーを考える
B:実際にエントリーをする
C:雲抜けが確認できれば、含み益方向に強いトレンドが発生するサインなのでそのままホールド。爆益ゲッチュー。雲抜けが確認出来なければ、ソレ以上含み益は出ないのでそこで利食い。

一目均衡表と相性の良い組み合わせはコレだ!

一目均衡表の使い方の紹介をしてきましたが、その中で「エントリー判断」についてはあまり詳しく解説して来ませんでした。理由は、一目均衡表だけでエントリーを判断するのはあまりにも危険だからです( ಠ_ಠ )

これは一目均衡表に限らず全てのトレンド系インジケーターに同じことが言えます。なので、必ずMACDを始めとしたオシレーター系インジケーターと併用しましょう。

「一目均衡表×MACD」でエントリーシグナルを鮮明に

まずはチャートにMACDを表示させる

  1. チャートの「f」マークのボタンを押す
  2. 「メインウィンドウ」を選択し、「オシレータ」という列の中から「MACD」を選んで下さい。
  3. 期間設定はデフォルトのままにして、色や太さは自由に変えて結構です♪

MACDを表示させたチャート画像


MACDは表示出来ましたでしょうか?(・∀・)
続いてはMACDを使ったエントリーについて、具体的な方法を解説します。

MACDのシグナルは「下位足」で判断をする

まず、MACDを使ってエントリー判断をする時は「分析する時に見ていた時間足より短い足」で判断しましょう(´ー`)

これはMTF分析(マルチタイムフレーム分析)という考え方に則った方法です。簡単に言ってしまえば、 エントリーしたいポイントを下位足で細かく分析することで、エントリーの確度を高める という方法です。

MTF分析をしているチャートの画像

で、実際どの時間足を見ればいいのかというと、「1時間〜4時間」を基準に分析をしているデイトレーダーなら「5分足」がベストです。
「日足〜週足」を基準に分析をしているスイングトレーダーなら「1時間〜4時間足」がベストですね(・∀・)

具体的なエントリー判断の方法

1時間足の状況を①〜③で示した画像

↓下のチャート画像は、先程紹介しました「三役逆転」の条件の内「①転換線が基準線を上から下に抜けている」「②遅行スパンがローソク足を上から下に抜けている」までは揃っていますが、 「③ローソク足が雲を抜けている」はまだ確認できていない状況です。

③さえ確認できれば「三役逆転」なのですが、、、 雲抜けするまでかなり距離があります^^;
もちろん、このまま三役逆転の形成を待つのも全然有りなのですが、どうせなら雲抜けするまでも利幅に含めて大きく獲りたいですよね?(´∀`)ニヤリ

ですので、こういう時は下位足「5分足」の状況から1時間足のエントリーポイントの詳細を分析し、MACDの「売りシグナル」が出るかどうか?でエントリーを判断します^^

5分足の状況を①〜⑤で示した画像

5分足は①下降雲が出ていて、②基準線・転換線も下を向いている、③価格も安値を更新しているので下降トレンドと判断できます。

MACDを見ると、④0ライン(中心線)よりも下に来ているので売り圧力が強いことを示していますが、⑤少し逆方向に動きつつもありますね。売り圧力が徐々に弱まっているという証拠ですので、このまますぐにエントリーするわけには行きません(˘ω˘ )

では、この状況を打破できる「有力なシグナル」とは何か?というところですよね^^
エントリーの条件は状況で様々ですが、1番基本的で覚えやすいのが「MACDのデッドクロス・ゴールデンクロス」です。具体的には下の画像のような状況になったらエントリーしてもOKと考えて下さい^^

5分足のMACDがデッドクロスしている画像

↑この画像は、先程の状態から数時間経った後の画像です。①MACDが0ラインよりも上に来ている状態でデッドクロスが発生しています。これが「MACDの売りシグナル」の1つ(・∀・)

そして、ここでエントリーしたあとの決済は、②MACDが0ラインよりも下に来ている状態でゴールデンクロスしているところで行います。

一目均衡表の「雲」は、他のトレンド系インジケーターとの相性も良く、特に移動平均線との相性は抜群です( ・ิω・ิ)
もし、「愛なんてどうでも良いから、ガチで使える手法を教えて欲しい」と思っている方がいれば、是非↑コチラの記事をお読み下さい(哀)

チャート分析法 一目均衡表について

チャート分析法 一目均衡表について

チャート分析

一目均衡表とは

「均衡」が崩れれば相場が動くのは

「一目瞭然」であることから

相場の主体は時間であり、価格は後から結果として付いてくるもの

基準線 一目均衡表の 好転

転換線

遅行スパン

先行スパン1

先行スパン2

日経 一目均衡表

実際に見てみましょう。

一目均衡表使用法

ローソク足が基準線より

上→ 強気相場

下→ 弱気相場

売買ポイント

① 転換線が基準線とクロスしたとき

ゴールデンクロス

デッドクロス

転換線が基準線を上抜けしたときを

一目均衡表 ゴールデンクロス

ゴールデンクロス

【FX手法】一目均衡表の三役好転・逆転だけで勝ち続ける人がいる

FXismデイトレ大百科

第 2 位

岡安盛男のFX 極

第 5 位

一目均衡表の三役好転・三役逆転だけでトレードする人々

難解とされる一目均衡表ですが、実はその中のあるテクニックだけを使って、悠々と勝ち続けている人々がいます。

その手法とは「三役好転」&「三役逆転」です。

「三役好転」とは以下の3つの条件を満たした相場を指します。「買い」のチャンスです。

  1. 転換線が基準線を上抜ける
  2. 遅行スパンがレート(ロウソク足)を上抜ける
  3. レートが雲を上抜ける

一方、「三役逆転」は以下の条件を満たした相場です。「売り」のチャンスとされています。

  1. 転換線が基準線を下抜ける
  2. 遅行スパンがレート(ロウソク足)を下抜ける
  3. レートが雲を下抜ける

では、実際のチャート(MetaTrader4)で「三役好転」&「三役逆転」を見てみましょう。

【2022年6月版】優位性の高いFX商材 Best5

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一目均衡表の三役好転はダマシが多くて使えない?鉄板ポイント教えます!

一目均衡表の基本

なぜ三役好転にダマシが多いのか?

①転換線が基準線を上抜ける

②遅行線がローソク足を上抜ける

③ローソク足が雲を上抜ける

高値切り下げ線の最後の戻り高値を超えてるかをチェック

三役好転を成功させる秘訣

買いたくなる気持ちを抑えて一旦押し目をつけるのを待ちましょう。

三役好転をより強固にする鉄板サインとは

最後の戻り高値のサポート地点と先行スパン1又は先行スパン2が、雲を上抜けた後の押し目近くにある場合は、そこが強力なサポートとなってより相乗効果で上げていきやすくなります。

一目均衡表で利益を出すコツ|概要から売買ポイントまで徹底解説

一目均衡表

一目均衡表とは

出典:Tradingview-BTCJPY

一目均衡表は相場における 買いと売りのバランス を示した指標です。主に トレンドの転換点の見極め売買ポイントを探る ために活用します。

時間論波動論値幅観測論という3つの理論が指標の考え方のベースとなっており、昭和初期に都新聞社の商況部部長だった細田悟一氏が中心となり作成されました。

1-2. 6つの構成要素の見方と計算式

一目均衡表は、大きく分けて 6つの要素 で構成されています。以下は実際のチャート画像と6つの要素を解説したものです。

一目均衡表の見方出典:Tradingview-BTCJPY

要素 概要・計算式 主な役割・考え方
基準線(茶) (26日間の最高値+26日間の最安値)÷2 長期的な相場の方向感を示す
転換線(青) (9日間の最高値+9日間の最安値)÷2 短期的な相場の方向感を示す
先行スパン1(緑) (基準線+転換線)÷2を26日先行させたライン 雲の形成
先行スパン2(ピンク) (52日間の最高値+52日間の最安値)÷2を26日先行させたライン 雲の形成
遅行スパン(深緑) 当日終値を26日遅行させたライン 売買タイミングの見極め
先行スパン1と2で囲われた部分 サポートやレジスタンスとなる価格帯

相場の方向感を示す「基準線」と「転換線」

基準線と転換線は、 相場の方向感を示す線 と言うこともできます。基準線は長期、転換線は短期の移動平均線に近い性質の役割を担っています。

売買タイミングの見極めに使う「遅行スパン」

遅行スパンは26日遅行させたラインとなり、主に 売買タイミングの見極め で活用することが可能です。

考案者である細田悟一氏は、一目均衡表の中でも遅行スパンが最も重要な線だと考えていたと言われています。

サポートやレジスタンスの価格帯を示す「雲」

2つの先行スパンに囲われた所は「」と呼ばれており、一目均衡表の中でも重要なポイントの1つです。雲は相場において、 どの価格帯がサポートやレジスタンスとなっているか を把握することに役立てることが可能です。

雲が発生している価格帯 相場のトレンド
実際価格より雲が上 レジスタンス 下落
実際価格より雲が下 サポート 上昇

雲が発生している価格帯が実際の価格より高ければ、その価格帯で押し返されるレジスタンスとなります。また、この場合相場は下落相場にあると考えられています。

一目均衡表での下落判断ポイントとレジスタンス

出典:Tradingview-BTCJPY

一方で、雲が発生している価格帯が実際の価格より低ければ、その価格帯より下落しないサポートになると考えることが可能です。また、この場合相場は上昇相場にあると考えられています。

一目均衡表での上昇判断ポイントとサポート

出典:Tradingview-BTCJPY

また、 先行スパンがねじれて交差するタイミング は、上昇であれば下落、下落であれば上昇と、 相場の転換点 になる傾向があります。

2. 一目均衡表の使い方・売買ポイント

2-1. 基準線と転換線の交差したタイミング

1つ目の売買ポイントとして挙げられるのが、 基準線と転換線が交差 したタイミングです。この場合、以下の2つのパターンが考えられます。

基準線と転換線の交差したタイミング

  • 転換線が基準線を上回ったら買い
  • 転換線が基準線を下回ったら売り

基準線と転換線は移動平均線と似た役割を備えています。上記の2つのパターンも、短期と長期の移動平均線を使った代表的な売買サインとなるゴールデンクロスやデッドクロスに近いものと言えるでしょう。

2-2. 遅行スパンと価格が交差したタイミング

2つ目の売買ポイントとして挙げられるのが、 遅行スパンと26日前の相場が交差 したタイミングです。この場合、以下の2つのパターンが考えられます。

遅行スパンと価格が交差したタイミング

  • 遅行スパンが26日前の相場を上抜けしたら買い
  • 遅行スパンが26日前の相場を下抜けしたら売り

上記の2つのパターンは、遅行スパンから考えられる売買ポイントです。発生したタイミングでは 相場が転換する可能性が高まる 一目均衡表の 好転 ので、覚えておきましょう。

2-3. 三役好転(三役逆転)発生時

3つ目の売買ポイントとしては、価格の上昇が期待できる 三役好転 と下落が見込める 三役逆転 が発生したタイミングです。一目均衡表を使い判断できる売買ポイントとしては、 最も信頼性が高いもの に分類されます。

「三役好転」の発生条件

  • 転換線が基準線を超えている
  • 一目均衡表の 好転
  • ローソク足が雲より上にある
  • 遅行線がローソク足より上にある

この条件が揃うと強い上昇圧力が働く傾向があり、価格の上昇が見込めます。そのため、買いの機会の1つと考えることが可能です。

一目均衡表の三役好転

出典:Tradingview-BTCJPY

下落が見込める三役逆転の発生条件

「三役逆転」の発生条件

  • 転換線が基準線を下回っている
  • ローソク足が雲より下にある
  • 遅行線がローソク足より下にある

この条件が揃うと下落圧力が強くなる傾向があり、価格の下落が見込めます。そのため、売りの機会の1つとして考えることが可能です。

一目均衡表の三役逆転

出典:Tradingview-BTCJPY

3. 一目均衡表のQ&A

3-1. ローソク足の表示期間の設定は?

一目均衡表では、ローソク足の表示期間の設定に 決まりはありません 。ただし、考案者である細田悟一氏は日足での利用を推奨していると言われています。

3-2. 基準線・転換線・先行スパンの期間の設定は?

基準線、転換線、先行スパンの設定は変更することもできますが、基本的には一目均衡表で 定められている期間の設定で良いでしょう

実際に、ほとんどのチャートツールでは一目均衡表で定められている数値で初期設定されています。たとえば、チャートツールのTradingviewでは、基準線が26日、転換線が9日、遅行スパンが26日、先行スパン2が52日となっています。

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