使わなくなった古いスマホを再利用したくなる5つの活用法!
こういったスタンドなら3,000円程度で購入可能
スマホをスタンドで固定し、電源を接続しておく
カメラの角度をきちんと合わせれば監視カメラとして機能する
監視カメラとして利用する場合のポイントとして、 固定する位置は少し離れた場所にする のがオススメです。あまり距離が近い場所に固定してしまうと狭いエリアしか撮影することができません。それも含めて、購入するスタンドは選ぶとよいですね。
監視カメラアプリのおすすめ
Androidスマホ、iPhoneのいずれでも利用可能なアプリとして 見守り無料アプリ 端末活用術 Alfred(アルフレッド) がオススメです。こちらも元々「使わなくなったスマホで利用可能」と謳っているため、特別なカメラ機材がなくとも使用できます。
利用するには 「撮影用のスマホ」と「閲覧用のスマホ」 (あるいはタブレット)、あとはネット環境があれば大丈夫です。iOS、Androidが混在していても使用することが出来ます。
なおスマホは熱に弱く、本体が高温になってしまうとカメラが強制終了されてしまいます。またカメラ自体が盗難されないよう、そういった意味でも 設置場所は室内がオススメ です。
アプリ名 | ![]() 見守り無料アプリ Alfred(アルフレッド) |
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開発 | Alfred Systems Inc. |
価格 | 無料 |
ダウンロード | ![]() ![]() |
ドライブレコーダーとして活用!
サンワダイレクトの「iPhone・スマートフォン車載ホルダー」
Safety Sight-接近アラート&ドライブレコーダー
アプリ名 | ![]() Safety Sight-接近アラート&ドライブレコーダー |
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開発 | 端末活用術Sompo Japan Nipponkoa Insurance Inc. |
価格 | 無料 |
その2:音楽再生、動画再生プレーヤーとして活用する!
2つ目の活用法は、 音楽や動画、写真、ワンセグなどの再生プレーヤーやとして使う 方法です。音楽、動画、写真に関してはパソコン経由で本体(あるいはmicroSDカード)へデータを入れてさえおけば、Wi-Fi環境がない場所でも楽しむことができちゃいます。
アンテナケーブルがあればワンセグが視聴できる
話題の定額制音楽配信サービスもオフライン再生ができる
また最近では Apple Music や AWA といった音楽のストリーミングサービスも出てきていますね。こういったものもネットへの接続さえできる環境なら利用可能です。音楽を聴くのであればCPUへの負荷も比較的少ないので、少し前の機種であってもほとんど問題なく利用できちゃいます。
また、LINE社が提供する LINE MUSIC ではスマホ本体にキャッシュ(データ)をあらかじめ保存しておけば、ネットに繋がらない状況でも音楽を楽しむことが可能です。簡単ではありますが、参考までにキャッシュする方法を紹介しておきます。
その3:音楽アプリを入れて「楽器」として活用!中にはこんな超絶演奏も
「iPod touchで太陽にほえろ!フルバージョンを演奏」【iPad Drum】X JAPAN ~Silent Jealousy~
“Take Me Out” by Atomic Tom LIVE on NYC subway
その4:Wi-Fiがあれば十分使える!”2台目のスマホ”として活用する
また、手軽に活用できる方法は、 Wi-FIを利用して2台目のスマホとして活用 という方法です。3G/LTE通信や通話は出来ないものの、Wi-Fiを活用した利用方法は様々。
- 枕元に置いて寝る前に YouTube を観る
- Facebook や Twitter など、家族や友人との連絡用として使う
- お風呂場でradikoなどの インターネットラジオ を聴く
- パズドラやモンストなど、とにかくアプリだらけの ゲーム専用機 にする
- トイレに常備して マンガアプリ で暇つぶし
- ChromeCast用のリモコン として利用する
- Apple Musicなどの 定額制音楽配信サービス を聴く
- クルマに常備させ 簡易的なカーナビ として使う
- クラウドに写真を撮りためて フォトフレーム として使う
- Kindleなどの 電子書籍アプリ を入れて通勤時間に読書
- 子どもに 知育アプリやお絵かきアプリ で遊ばせる(壊れても良いという覚悟で)
- 離れた家族に古いiPhoneを渡して FaceTime でテレビ電話
その他、Edyなどの おサイフケータイ として活用することも可能。Wi-Fi接続時にチャージしておけば、もしものときの ”第2のお財布” にもなります。
メイン機の電池やデータ容量の節約、リスク回避にもつながる
動画閲覧やゲームなどバッテリー消費が多いものを2台目のスマホで利用するということは、イコール”新しいスマホで利用する時間が減る”ということ。つまり、 メインのスマホのバッテリー節約につながる 、ということです。
また、今まで利用していたゲームアプリなども専用機にそのまま入れておけば、わざわざデータを移行する手間も省けますし、 間違ってデータを削除してしまうリスクも回避 できます。これはSNSアカウントも同様で、もしものときに別のスマホでもSNSが使えるというのは、実は案外役立つものなのです。
ただし、 LINEは同じアカウントを2台のスマホで利用できない ので、その点は要注意です(PCやタブレットは可)。
その5:格安SIMを差して「格安スマホ」として活用する
【必要なもの】OCN モバイル ONEなどの「格安SIM」
実は古いスマホも、ものによっては 格安スマホ として利用できることはご存じですか?
OCNが提供する格安SIM「OCN モバイル ONE」
ただし、 @docomo~や@ezweb~などのキャリアメールが使えない 点は注意が必要です。その代わり、Gmailなどのメールでやりとりするか、あるいはLINEなどを活用するのがよいかと思います。
番外編:実は意外とお金になるかも?使わなくなったものは「買取」に出す!
最後は、 使わなくなったスマホは売る ということです。
そういった意味でも、眠っているスマホの使い道が思い当たらなければ、 一度専門店などに査定してもらう のもありでしょう。こういったお店は大抵がインターネット上での査定、宅配での買い取りも取り扱っているので、近所にそういったお店がなくても利用することが出来ます。
外箱や付属品が揃っていると高値がつきやすい。大切に保管しておきましょう。
授業でゲーミングPCを活用!? オンライン授業におけるハイスペック端末の活用術 端末活用術 端末活用術 / ASUS「ROG Zephyrus G14」
そこで活用取り組みを開始したのが、持ち運びにも優れたノート型のゲーミングPCだ。機種はASUSの「ROG Zephyrus G14 GA401Ⅳ」。外付けグラフィックス機能が搭載されていることはもちろんのこと、近年のPCの映像端子はUSB Type-Cが多い傾向の中で、ROG Zephyrus G14はフルHDMI端子を搭載していることも魅力だった。これにより外部のディスプレイやTVに直接接続が可能で、容量の多い通信にも適している。また、ROG Zephyrus G14の軽量さにも心を動かされた。高性能がゆえに重量がかさみがちで、3kg以下なら御の字だと言われるゲーミングノートPCにおいて、1.7kgを実現していた。
14インチ史上、最強クラスの呼び声が高い ASUS「ROG Zephyrus G14 GA401Ⅳ」
同時複数の画面表示や通信、特殊エフェクト、マルチタスクもストレスフリー授業
授業づくりにおける課題も次々と解決した。教諭自身も大好きだと言うMinecraft(マインクラフト)を使った授業でも、動作は極めてスムーズだ。一般的なPCの性能では表示できない画像エフェクト(光の反射など)も再現した Minecraft with RTXも難なく動作する。岩田教諭は、学校でMinecraft:Education Edition(以降、Minecraft EE)を活用している。Minecraft EEは、教育に特化したブロックがあったり、プログラミングが学べることが特徴である。
科学館と連携した天体分野の授業では、生徒に「寄り」で撮った画面、教諭を映した画面、教室全体を俯瞰した画面、さらにオンライン参加の科学館スタッフの画面など、3~4台のカメラの映像を同時に1画面上で表示。さながら自身がYouTubeやTVに出演しているかのような演出に、生徒たちも大喜びだ。まさしく外付けグラフィックス機能を搭載したROG Zephyrus G14だからこそ実現したシーンだろう。
ハイスペック機ならではの「裏切られない感」に感動
とにかく「生徒の探究心をくすぐるようなワクワクした授業を行いたい」と言う岩田教諭。「教科の本質に迫る授業づくり」が岩田教諭の信念だ。そのために有効であればICTを活用する。一方で「岩田教諭のようなレベルでICT活用する自信がない」という教諭もいるかもしれない。しかし、重要なのは機器を使いこなす事ではなく、機器を有効に活用することだそうだ。各教科・各授業にある『本質』をICT機器を活用して導き出すことが重要だという。
GIGAスクール環境の活用 1人1台端末の軽やかな日常使いのポイント
教育の情報化推進の鍵は、「環境」「制度」「スキル」「活用」の4つのキーワードだと思います。そして、このキーワードが有機的に結びつき、拡大していくことで、教育の情報化が推進していくと思っています。 図1 の「環境」「制度」に関しては、国の政策によってどんどん進んできています。一部、個人所有の端末を教育利用する「BYOD」や学習記録データなどとの連動、自治体における情報通信ネットワークガイドラインの弾力化といったことについては、まだ現在進行形ではあるものの、着実に「環境」や「制度」は整ってきています。
「個別最適な学び」 「協働的な学び」を進めるために有効な1人1台端末
文部科学省が平成26年度に出した「学びのイノベーション事業」の実証研究報告書では、学校におけるICTを活用した10の学習場面を 図2 のように示しています。当時は、教員が提示用にICTを使う一斉学習が主だったはずですが、文部科学省は、すでに1人1台端末を想定しているような絵を載せています。
特に、 図2 の「B5 家庭学習」では、「情報端末の持ち帰りによる家庭学習」とあります。現在、多くの自治体でようやく検討が始まったことを、すでにこの時期に示されています。これまでは、例えばコンピュータルームに40台ぐらいあった端末を使い回しており、次の時間にはほかのクラスに端末を明け渡さなくてはならなかったのですが、GIGAスクール構想によって、常時1人1台をずっと占有できるようになりました。この違いはとても大きいです。われわれ大人が、スマートフォンをいつも手元に置いてあるからこそツールとして使っているように、子どもたちにもようやくそうした環境が整ってきました。
図2 に「協働学習」として4つの場面が示されています。この絵を見ると、1人1台端末が生きることがよく分かります。「個別最適な学び」と「協働的な学び」は、決して相反するものではありません。 図3 のように、これら2つが相乗効果を促すことで、深い学びにつながっていくということだと思います。そして、その中で思考を活性化させる端末の活用、あるいはソフトウェアやコンテンツの活用、そして児童生徒の言語能力や情報活用能力の向上が影響し、2つの学びを行き来しながら、深めていくことが想定できます。
図2 学校におけるICTを活用した学習場面 出典:「学びのイノベーション事業」実証研究報告書(平成26年度)より
図3 2つの学びの相乗効果促進のイメージ
教科を横断し実社会の問題解決に生かせる学習へ。ICTの「学び」への活用
文部科学省は、GIGAスクール構想の実現に向けて1人1台端末の環境が整ってきたことにより、どのようにICTが学びへ活用できるかということを示しています。例えば、教科の学びをつなぎ、社会課題の解決に生かすことや、教科を横断し実社会の問題解決に向かうような学習です。 図4 で「探究のプロセス」と示されていますが、「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」というそれぞれのところで1人1台端末は生きるということです。
そして「“すぐにでも” “どの教科でも” “誰でも” 使えるICT」として、調べ学習で検索サイトを使うことや、文章作成やプレゼンテーションなどのソフトウェアの利用といった例も挙げています。子どもたちは、これまでも共有の端末でも行ってきたことですが、これから1人1台占有になると、これらがいつでも使えます。そうすると、例えばプレゼンテーションソフトウェアの使い方も上手になっていくわけです。
図4 探究のプロセスにおけるICTの活用について 出典:文部科学省(2020)GIGAスクール構想の実現へ
学びのマストアイテムとなるICT。その活用は児童生徒とともに進めていく姿勢が大切
図5 授業や家庭など、場面ごとに必要となるICT活用の具体的なイメージ
そのとき、学校教育の場で考えなくてはいけないことがあります。これまで学校では、授業で有効にICTを使うにはどうしたらいいかという、 図5 の①の部分のみを追求してきました。しかし、常時1人1台の端末を持っている環境では、授業以外の放課後や家庭に帰ってからも使うことになります。効果的な活用だけでなく、われわれが普段から使っているスマートフォンと同じように、日常的な活用をしていくことになります。つまり、これからは 図5 の①だけではなく、②、③、④の活用についてもいろいろと見据えていかなくてはなりません。今後の課題について、教員側から言うと、まずはICT活用のイメージをどれだけ持てるのか、ということです。これは、児童生徒に対する指導にも関係してきます。さらに、どれだけ児童生徒と一緒に活用を進められるのかということが大切になります。今までの学校では、教員がすべてを知っていて、それを子どもに教えるという関係でしたが、タブレット端末については児童生徒の方が詳しいということもあります。ですから、一緒に進めていくという姿勢が大事です。
ICT教育とは
主に導入しているICT(ハードウェア)
主に導入しているICT(ソフトウェア、インフラ)
ICT教育の現状 ~文部科学省が推進する「GIGAスクール構想」とは~
なぜ「ICT教育」が必要なのか?
1.世界から取り残される日本のICT教育
2.学校のICT環境は脆弱かつ危機的状況
- 学びにおける時間・距離などの制約を取り払う ~遠隔・オンライン教育の実施~
- 個別に最適で効果的な学びや支援 ~個々の子供の状況を客観的・継続的に把握・共有~
- プロジェクト型学習を通じて創造性を育む ~文理分断の脱却とPBLによるSTEAM教育の実現~
- 校務の効率化 ~学校における事務を迅速かつ便利、効率的に~
- 学びの知見の共有や生成 ~教師の経験知と科学的視点のベストミックス(EBPMの促進)~
ICT教育のメリット
ICT教育 5つのメリット
1.わかりやすい授業 2.学習の効率化 端末活用術 3.校務の効率化 4.個別学習/協働学習 5.情報活用能力
1.わかりやすい授業
2.学習の効率化
板書をノートに書き写すだけで授業が終わってしまった、という経験を持つ人は多いのではないでしょうか。 ICTを活用すれば、黒板の内容を生徒側の端末にワンタッチで共有できます。書き写しの時間を短縮できれば、その時間を思考力・表現力・創造力を深める活動に充てることができます。 eラーニングや家庭用教材などで見られる自動丸付け機能や難しい単元の繰り返し学習も、学習の効率化につながります。
3.校務の効率化
4.個別学習/協働学習
従来の一斉授業と対極をなす「個別に最適化された学び」が関心を集めています。 一人ひとりの理解度・レベルに応じた出題や、特別な支援が必要な子供たちに対する指導やサポートも、ICTを活用すれば容易に実現可能です。 グループ単位で思考を深め課題解決に取り組む「協働学習」においても、ICTは力を発揮します。お互いの考えを視覚的に共有し、課題に対する意見整理を端末上で円滑に進めるなど、便利な使い方ができます。
5.情報活用能力
ICT教育のデメリット
ICT教育 3つのデメリット
1.インターネットをめぐる問題 2.自分で考える力の低下 3.書く力の低下
1.インターネットをめぐる問題
2.自分で考える力の低下
3.書く力の低下
ICT教育活用事例と効果
eラーニング戦略研究所が2015年に実施した小中高におけるICT活用に関する意識調査報告書によると、「ICT導入で授業や生徒が変わった」とする教員は6割に上っています(「変わらなかった」はわずか2%)。 主な変化は、学習意欲や集中力アップ、学習効果の向上など。さらには、学習の効率化により “本質的な教育”に時間を割けるようになったという意見も見られました。 ここでは、調査報告書から抜粋したデータをご紹介します。
ICT教育活用事例
- ・調べ学習、PPTを使った教材、iPadを使った映像の導入。
- ・全教科、視覚的な説明や交流が有効と思われるとき。
- ・導入でデジタル教科書を使う。
- ・ネットによる調べ学習をPCで、 算数、理科、外国語などの授業を電子黒板で。
- ・生徒の机上での活動を、タブレットと接続したプロジェクタで投影し、クラスの生徒全体にフィードバック。
- ・技術科における作業の説明時、社会科は連続してデジタル教科書を提示。
- ・数学の授業で計算問題を理解するために。
- ・英語指導の場面ではほぼすべての場面で活用している。 読む、書く、聞く、 話すの4技能を習得させるために。
- ・基本、授業の全般で用いている(パワーポイントの利用が多い)
- ・導入段階での動機付けや、まとめ段階
- ・授業内容をプロジェクタに映してわかりやすく説明する。
- ・地味な単語や本文の音読もデジタル教科書を使い、グループでゲーム性を持った授業を展開
ICT教育の主な効果
- ・授業への集中度が高まった。
- ・顔が上がることが多くなった。
- ・今まで全くやる気がなかった児童がデジタル教科書を使っただけで問題に取り組むようになった。
- ・生徒自身が積極的に手を挙げボードを触ってみたがったり、質問に答えようと一生懸命になっている。
- ・算数の例題説明で動きを取り入れたソフトを使って児童の理解が深まった。
- ・教科書のみの抑揚のない授業よりも映像や調べ作業などほかの感覚を刺激した方が効率よく集中して学習できる。
- ・教科書やプリントで伝えづらい動きや音、実際のテーマに合った世界を画像を通してリアルに伝えることができるので、とても生徒の感性を高めていると実感する。
- ・授業アンケートの結果が全体的に向上している
- ・動画や画像の拡大掲示により理解が増した。
- ・短時間で教材の準備ができタイムロスがなくなる。
- ・集中の度合いが違う。また、時間のロスがないということは、空白の時間により生徒の集中力が途切れて遊んでしまったりすることがなくなる。
- ・動きのあるものについては板書では理解できていない生徒が多かったが、「わかりやすい」「わかった」という生徒が増えた。
- ・試験で平均点が上がった。
- ・自分で考えることができる。
- ・集中するようになった。
- ・生徒の様子をじっくり観察できる時間が増えた。
- ・使わない時と比べてスムーズに実習が進んだ。
- ・暗記ではなく、現象として記憶している
ICT教育の今後の課題
1.教員のICT活用指導力
1つは教員のICT活用指導力です。端末やインターネット環境の整備がいかに進んでも、上手く活用していけるかどうかは各学校での取り組み、そして何よりも教員のスキルに左右されます。文部科学省は、教員のICT活用指導力を「授業にICTを活用して指導する能力」「児童生徒のICT活用を指導する能力」など4つに大別し調査していますが、自治体によって差があることが次の表からもわかります。
2.高校のICT環境整備
一方、高等学校においては「端末整備」が1番の課題に挙げられています。下表は公立高校における端末の整備状況です。
3.校務の効率化
成績管理やグループウェアなどの機能をもつ統合型校務支援システムを導入している学校は68.9%。このうち、インターネットに接続しているのは48.7%、校務系データと学習系データの連携を行っているのはわずか4.端末活用術 2%でした。このことから、データが利活用できない状態で運用していたり、データ連携が不完全で校務の効率化が進んでいない現状がうかがえます。
- 校務系で作成した児童生徒名簿・学級編制を学習系で利用
- 学習系で利用している授業支援システムで入力した出欠席情報を校務支援システムに一方通行で連携
- 家庭への緊急連絡票、健康診断の事前調査票等を学習系で各家庭が作成し、クラウド上に保存したものを校務系のサーバーに移動して運用
ほかにも「授業での活用事例の創出・共有」「コンテンツのリッチ化」「子供たちが ICT を適切・安全に使いこなすことができるようなネットリテラシー教育」など、効果的なICT教育を推進するためのさまざまな取り組みが求められています。
ICT教育で用いるデジタル教科書について
画面上にメモや調べたことを直接書き込みそれを生徒間で共有したり、 英語の発音や国語の読み上げを音声再生で聞くことができたり、 インターネットにつないで教科書にはないより詳しい資料や動画を閲覧したりすることができます。
また、教員による子供たちの学習履歴の把握や双方向性授業にも役立ちます。
従来とはまったく違った使い方が、デジタル教科書では可能になるのです。
ICT教育:低学年向けタブレット端末の基本指導
画面上部のペイントツール(鉛筆のアイコン)を指でタップし、ペンの種類を選べば、指先で簡単に書き込むことができる。
3 提出機能で共有する
4 別の歌の歌詞の文字数を数える
一年生 & 二年生・国語
1 活動の目的を提示
2 写真に吹き出しを書く
3 提出機能で共有する
表示された黄色い矢印を指で引っ張り、複数の画像をつなげると、まとめて提出できる。
活動2 持ち運べないけど、持ち寄れる
二年生・算数
1「まる・さんかく・しかく」の概念を確認
2「まる・さんかく・しかく」探し&撮影
3 提出機能で共有する
身近なものでタブレットに慣れよう!
1 文房具をタブレットで撮影
2 ぺイントツールで顔を描く
3 提出機能で共有する
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