抵抗帯の厚さは、薄ければそれだけ過去の相場のしこりが少なく、抵抗帯を抜けやすくなり、厚ければ過去の相場のしこりが多く影響を受けやすい。 日本テクニカル分析大全 p.378
一目均衡表|波動・時間・水準の概念をもとに相場のバランスを分析
Warning: Use of undefined constant php - assumed 'php' (this will 一目均衡表 ( いちもくきんこうひょう )とは throw an Error in a future version of PHP) in /home/media/runcha-app.com/public_html/technical/wp-content/themes/technicalbook/content.php on line 4
-->
要するに、一目均衡表とは
一目均衡表をアプリで表示
DMM FX
DMM FXのスマホアプリで一目均衡表を表示 DMM FXのPCツール(DMMFX PLUS)で一目均衡表を表示
Trading View
TradingViewのスマホアプリで一目均衡表を表示 TradingViewのPCツールで一目均衡表を表示
SBI証券
SBI証券のスマホアプリで一目均衡表を表示 SBI証券のPCツールで一目均衡表を表示
MT5のスマホアプリで一目均衡表を表示 MT5のPCツールで一目均衡表を表示
一目均衡表計算式
一目均衡表の5つのライン
上の画像のように、一目均衡表は「基準線」「転換線」「先行スパン1」「先行スパン2」「遅行スパン」の5つのラインで構成されます。
先行スパン1と先行スパン2に囲まれている部分は、「雲」と呼ばれる重要なゾーンです。
★画像挿入【alt:一目均衡表の計算式】
「・基準線:(直近26本における最高値+最安値)÷2
・転換線:(直近9本における最高値+最安値) ÷2
・雲:先行スパン1と先行スパン2の間
-先行スパン1:(基準線+転換線)÷2を26本先※に記入
-先行スパン2 (直近52本における最高値+最安値)÷2を26本先※に記入
・遅行スパン :終値を26本前※に記入
※その足を含めます。」
分かりやすくなるよう割り算は分数で表記ください。
一目均衡表の計算式
基準線:(直近26本における最高値+最安値)÷2
転換線:(直近9本における最高値+最安値) ÷2
雲:先行スパン1と先行スパン2の間
先行スパン1:(基準線+転換線)÷2を26本先に記入
先行スパン2 :(直近52本における最高値+最安値)÷2を26本先に記入
遅行スパン :終値を26本前に記入
しかし、一目均衡表の場合、先行スパン1、先行スパン2を未来にスライドさせて表示し、遅行スパンを過去にスライドさせて表示しています。
過去と未来にラインをスライドさせることで、 過去と現在、現在と過去の関係を見られる 点が、一目均衡表の面白いところです。
一目均衡表計算式の意味
一目均衡表の基準線の意味
基準線が意味するのは、直近26本における最高値と最安値の半値です。
つまり、基準線は白い四角で囲まれた期間に取引されたレートの真ん中ということで、 中期的な相場水準 とみなすことができます。
そのため、トレンド発生時において、基準線は 調整時における限界ライン としての意味合いも持つことになります。
一目均衡表の転換線の意味
転換線が意味するのは、直近9本における最高値と最安値の半値です。
基準線と持つ意味はほぼ同じですが計算期間が9本と短く、より 短期的な相場水準 を示すラインと言えます。
雲(先行スパン1と先行スパン2)
一目均衡表の雲(先行スパン1と先行スパン2の間)の意味
雲は、先行スパン1と先行スパン2の間のゾーンで、もともとは「抵抗帯」と呼ばれていました。
先行スパン1
先行スパン1は上の画像において太緑線で示していますが、基準線と転換線の中値をそのローソク足を含む26本先に表示したものです。
中期の基準線と短期の転換線の真ん中ということで、意味合いとしては 短中期の相場水準 を示したものと考えればいいでしょう。
先行スパン2
先行スパン2は上の画像において太薄赤線で示していますが、直近52本の最高値と最安値の半値をそのローソク足を含む26本先に表示したものです。
52本のローソク足の真ん中の価格水準ということで計算期間が最も長く、 長期的な相場水準 を示したものということになります。
このことから、先行スパン1と先行スパン2に囲まれた雲は 中短期から長期においてチャートが推移した中心となる範囲 を意味していることが分かります。
チャートは過去に取引が行われた金額を示しているため、この期間において取引した人のポジションはこの価格帯を中心に存在していると言うことができるでしょう。
これを26本先に記入することで、将来において重たい相場になりやすいチャートの領域をあらかじめ予見しようとしたと解釈できます。
この場合、このゾーンで取引した人のポジションが相場に大きく逆行されたまま取り残され、大きな相場のしこりとってより強い抵抗帯を作り出すことが想定されます。
抵抗帯の厚さは、薄ければそれだけ過去の相場のしこりが少なく、抵抗帯を抜けやすくなり、厚ければ過去の相場のしこりが多く影響を受けやすい。
日本テクニカル分析大全 一目均衡表 ( いちもくきんこうひょう )とは p.378
遅行スパン
一目均衡表の遅行スパンの意味
コメント