bitFlyer (ビットフライヤー) でのレバレッジ取引は簡単にできる!
追証証拠金維持率とは、レバレッジをもとに使える予算のうち証拠金がどれだけ残っているかを示しています。レバレッジ取引とはかんたんに言うと、この証拠金を担保にお金を借りて取引をしているようなものなので、損失が大きくなると当然担保の額を増やさなければならなくなります。これを「追証」と呼びます。全ての取引所で、この追証の基準は証拠金維持率を元に引かれていますが、Coincheckでは100%を下回った場合となります。
ロスカット損失額があまりに大きくなりすぎた際、トレーダーの損失をこれ以上増やさないために、買い注文が強制的に売られたり、空売りしたものが強制的に買い戻されたりします。これを「ロスカット」と呼びます。ユーザーの過剰な損失を防ぐための安全装置とも言えますが、急激な価格の変動で間に合わず、ユーザーが多額の損失をしてしまう場合もあります。ロスカットも追証と同様に証拠金維持率を元に基準が設定されており、Coincheckでは50%を下回った場合となります。
取引可能時間
基本、365日24時間取引することができます。(午前4時00分から午前4時10分の定期メンテナンスを除く)
Lightning FXでは、Lightning FXでの取引価格とLightning 現物の取引価格が5%以上差がある場合に、Lightning FX レバレッジ取引 SFDと呼ばれる手数料が発生します。
スワップポイント
Lightning FXでは、取引中のポジションを日付が変わる0時に保有したままにしておくと発生します。(建玉金額の絶対値 × 0.04% /日)
ビットフライヤーFX (bitFlyer Lightning) 取引画面の使い方
bitFlyer Lightningの取引画面では、様々な画面が表示されています。使い方を覚えてスムーズに取引を行いましょう。取引銘柄は、現物取引と先物取引の2種類あるので注意しましょう。
取引する銘柄を選択
bitFlyer Lightningにて取引したい銘柄は、画像の左上にある通貨ペアをクリックすることで確認することができます。取引画面も銘柄に応じて更新されます。
保有する資産の確認
bitFlyer Lightning のチャート
bitFlyer Lightningのチャートは、画面左側で確認することができます。しかし、このままではチャートが小さいので、チャート左上の「bitFlyer」と書かれた場所をクリックすることでチャートを新しいタブで表示することができます。
bitFlyer Lightning の取引板
損益を確認
取引成立した注文
保有ポジション
ビットフライヤーFX (bitFlyer Lightning) でレバレッジ取引する
bitFlyer Lightningにて、レバレッジ取引する準備から注文するまでをご紹介します。bitFlyer Lightningにて取引をするには、本人確認を済ませる必要があります。本人確認書類の提出がまだの方や、bitFlyerからハガキが届いていない方は、ハガキの到着を待って本人確認を済ませましょう。
証拠金に必要な資金を入金する
bitFlyer Lightningにて、レバレッジ取引を行うには、取引に必要な証拠金を入金する必要があります。証拠金は証拠金口座へ入金するのですが、その前にbitFlyerのアカウント口座に資金を入金する必要があります。
証拠金口座へ入金する
bitFlyerのアカウント口座へ入金を済ませたら、証拠金口座へ必要な資金を移動させましょう。トップページ左側にある三本線のメニューを開いてください。
メニューを開いたら、入出金をクリックしましょう。
入出金をクリックしたら、画面を下にスクロールして「Lightning FX/Futures 証拠金」というところから、入金する資金の選択、数量を入力して証拠金口座へ預け入れるをクリックすれば入金完了です。下の欄から、同じ手順で出金することもできます。
同じ画面から、bitFlyerアカウント口座への日本円の入出金や、レバレッジの変更なども可能です。証拠金口座の入出金は、メンテナンス時間以外は24時間365日対応しています。
レバレッジのかけ方
レバレッジのかけ方は、画像の枠内から変更をクリックして、レバレッジの倍率を変更することで、レバレッジを変更することができます。初期設定ではレバレッジ3倍に設定されています。
実際にレバレッジ取引を行ってみましょう、レバレッジは既に設定されていますので、画面右側の取引情報を上から順に設定しましょう。まずは注文方法を選択、次に注文する数量を設定、最後に買いでポジションを持つか売りでポジションを持つか選択してクリックしましょう。
取引をキャンセルする
注文後、持っているポジションをキャンセルする場合は、取引が成立してしまう前に注文の欄から、取引情報の一番左にあるバツボタンをクリックしましょう。
複数のポジションを保有している場合は、バツボタンの上にあるCancel Allのボタンをクリックすると、全てのポジションを一括でキャンセルすることができます。
bitFlyer (ビットフライヤー) でのレバレッジ取引を他の取引所と比較してみた
DMM Bitcoin
GMOコイン
TAOTAO
TAOTAOでは、レバレッジ取引に関連する準リアルタイムデータ「Trade Blotter」を配信しており、投資戦略に役立てられます。Trade Blotterでは未決済建玉や歩み値、指値などをデータ化しており、相場のトレンドやポジションの傾向などを分析できます。
bitFlyer (ビットフライヤー) でのレバレッジ取引のまとめ
bitFlyerにてレバレッジ取引を行うには、bitFlyer Lightningにアクセスして取引を行いましょう。bitFlyer Lightningには、現物取引と取引期間が決まっている先物取引があるので、選択ミスがないように注意しましょう。
レバレッジ取引には、小さい値動きでも短期間で利益を出すことができるというメリットが存在する反面で、利益と同じだけ損失があることを忘れないようにしましょう。レバレッジは大きければ大きいほど利益や損失の幅が大きくなります。
参考 : bitFlyer (ビットフライヤー) 評判・レビュー評価・口コミ
※ [補足]bitFlyerの完全ガイドには、bitFlyerには最大レバレッジ2倍のFX取引や、最大限の利益が狙えるトレール注文など仮想通貨取引を有利に進めるための便利な機能が多く備わっています。bitFlyerを使ったことのない初心者でも読めるよう、1コンテンツごとにていねいに解説しているので、ぜひご活用ください。
株でレバレッジをかけて取引できるのはどんな人?レバレッジのリスクを解説
株式投資は信用取引という方法でレバレッジをかけることができます。
レバレッジをかけることで、株式投資で得られる利益をより大きくすることが可能ですが、損失も大きくなるというデメリットもあります。
資産を一気に失う可能性があるため、レバレッジをかけた株式投資は初心者には向いていません。
「信用取引は怖い」と聞いたことのある方も多いのではないでしょうか?
ですが、実際信用取引を上手く利用して多額の利益を得ている投資家もいます。
では、どんな人が信用取引に向いているのでしょうか?
今回はレバレッジ取引とその注意点について紹介します。
そもそも「レバレッジ」とは?
レバレッジとは日本語では「てこ」を意味します。
てこを利用すれば、少しの力で重いものを動かすことができますよね。
それと同じで、レバレッジを利用すれば自分の資金以上の取引を行うことが可能です。
例えば、口座に100万円しか資金が無くても300万円分の取引をすることができます。
取引額が口座資産額に比べて大きくなりますので、利益が出るにしろ損失がでるにしろ、通常の取引に比べ金額が大きくなります。
そのため、投資初心者にはレバレッジをコントロールすることが難しく、初心者がレバレッジ取引を行うことはおすすめしません。
株でレバレッジをかけて取引する方法
株でレバレッジ取引を行う代表的な手段が信用取引と先物取引です。
株以外のレバレッジ取引ではFXや仮想通貨などがあります。
信用取引の場合は、口座資産の最大約3倍程度の取引ができます。
先物取引の場合は最大20~30倍の取引を行うことが可能です。
信用取引、先物取引共にどの証券会社でも取引ができますので、興味のある方は一度証券会社のHPで確認してみてください。
証券会社によっては別口座の開設が必要な場合もあります。
「信用取引」とはどういうもの?
信用取引とは、証券会社から資金又は株式を借りて行う取引です。 レバレッジ取引
証券会社からの信用を使い、レバレッジをかけて取引するというサービスとなります。
あくまで証券会社が行っているサービスに過ぎませんので、各証券会社によってルールは異なり、また何らかの問題を起こした場合は信用取引サービスが利用できなくなることもあります。
信用によってレバレッジ取引をすると言っても、もちろん担保が必要です。
通常は、証券口座の現金か株式などの保有金融商品を担保とします。
つづいて、信用取引の特徴と注意点を紹介します。
相場が悪いときでも取引できる
信用取引を利用すれば、下落相場でも利益を得ることが可能です。
信用取引には空売り(からうり)という注文方法があります。
通常株式取引は買い→売りという順番で行いますが、空売りの場合は売り→買いという順番で取引を行います。
そのため、通常の取引では株価が上昇すれば利益を得ますが、空売りの場合は株価が下落すれば利益が得られるのです。
株価が高い時に売って、安い時に買い戻すという取引方法になります。
不祥事などの情報が出た銘柄が、急激に下落するのは保有している投資家が売るだけでなく、空売りしている投資家がいることも大きな原因です。
どの銘柄にどの程度の空売りがされているかといった情報は、東証が毎週発表していますので、気になる動きをしている銘柄があればそういった情報を確認してみましょう。
レバレッジをかけて取引できる
前述のとおり、信用取引は約3倍のレバレッジをかけて取引することができます。
先物やFX、仮想通貨などの金融商品に比べればレバレッジは低いですが、それでも大きなレバレッジです。
レバレッジ最大で信用取引をした場合は、単純に投資成績が3倍になりますので、通常の取引で100万円の利益が出ていたのであれば300万円の利益、100万円の損失が出ていたのであれば300万円の損失が発生します。
リスクは大きくなりますが、継続的に利益を出せるのであれば信用取引を利用することで資産形成のスピードは大きく上昇します。
保証金が不足すると追証が発生する
信用取引の担保のことを委託保証金とよびます。FXや仮想通貨などでは証拠金とよばれます。
この保証金が、各証券会社が定める最低保証金維持率を下回ると発生するのが追加保証金、いわゆる追証(おいしょう)です。
追証が発生すると、証券会社から不足額を入金するように連絡があり、期日までに入金できない場合は、強制的に保有している株式が決済されてしまいます。
しかも、その際の売買手数料は通常時の売買手数料に比べて数倍以上となる高額の手数料に設定されていることが一般的です。
追証を支払うことができず、相場の世界から退場となった投資家も大勢います。
株でレバレッジをかける時のリスクとは
信用取引やその他レバレッジをかける全ての金融商品に共通しているのが、高いリスクを背負うということです。
特に保有している株式を担保に信用取引で株取引をしている場合は注意する必要があります。
担保としている株式の評価額は時価の8割程度となっていることが多いですが、株が暴落した場合は保有株式と評価額が急減するため、保証金も急減します。 レバレッジ取引
更に、信用取引で保有している株も暴落した場合は評価損が保証金から引かれますので、急激に保証金が減るのです
保有している現物株と同じ株を信用取引で保有することを2階建てと言いますが、2階建てを行っている銘柄が急落した場合、保証金が大幅に減少しますので細心の注意が必要となります。
こんな人じゃないと、株でレバレッジをかけるのは危ない!
レバレッジをかけて株取引を行うのはこれまで紹介したように高いリスクを伴います。
そのため、知識や準備が不足していると大変危険ですが、信用取引を利用することで利益を伸ばすことができるのも事実です。
そこで、ここではどんな人ならレバレッジをかけてもリスクをコントロールできるのか解説します。
株式投資の基礎をしっかり勉強している人
現物取引で、売買のルールをしっかり守れる人
信用取引を行う前にまずは、現物取引でしっかりと売買ルールを守れている人でないとレバレッジのかかった信用取引は危険です。
取引金額が高額になる信用取引は、ただでさえ冷静さを失いがちになります。
現物取引で売買ルールを守れていない人は、当然信用取引でも売買ルールを守れず、最悪市場から退場となる可能性が高まります。
信用取引のその他の利用方法と注意点
信用取引を利用して手数料を節約することが可能です。
多くの証券会社では、信用取引手数料は現物取引手数料に比べて安価となっており、信用取引で買って、すぐに現引き(現金を支払い現物にすること)することでコストを減らすことができます。
先日、楽天証券やSBI証券などの証券会社が一部の商品の信用取引手数料を無料にすると発表しています。
これにより、信用取引を利用したコスト軽減がより大きくなりました。
楽天証券とSBI証券は以前から色々なサービスで競争しており、今回もマネックス証券などが一部の手数料を無料化した動きにすぐに追随しました。今後も楽天証券、SBI証券の競争により投資サービスが向上していくものと考えられます。
信用取引のその他の注意点として、株主優待があります。株主優待は最近脚光を浴びており、優待銘柄とよばれる株は人気が高いです。ですが、信用取引で優待銘柄を保有した場合、株主優待は貰えません。
勘違いしないように注意が必要です。
株式投資で利益を出すのに必要な基礎知識を最短3ヶ月でマスターできる
この記事のライター
FP2級資格を持つ30代男性会社員。10年以上の投資歴を持つ現役投資家。
10代から投資をはじめ、リーマンショックでは投資家としての心構えを鍛えられた。
株式を中心にETFやREITへの投資も行い、現在の運用資産は5,000万円。アーリーリタイヤを目指し投資の勉強は欠かさない。
ブログにて株式投資に関する情報を発信中
【ブログ】FP森田の株式投資ブログ
GMOコインがレバレッジ取引の現引き/現渡しサービスを4月30日に終了
現物を介した返済方法
現物を介した返済方法には、現引き決済と現渡し決済を利用する仮想通貨の返済方法があります。
現引き決済とは、買建玉を決済する際に、自己資金(日本円)の中から建玉代金を支払い、仮想通貨(現物)を受け取る決済方法です。つまり買っていた仮想通貨を売却せずにお金だけを返済をすることで、現物である仮想通貨を受け取る方法です。手持ちの現金で返済すれば手元に現物である仮想通貨を残すことが出来ます。
また現渡し決済とは、売建玉を決済する際に、元々保有している仮想通貨(現物)の中から同銘柄・同数量の仮想通貨を差し出し、代金を受取ることで決済する方法です。同じ銘柄数量の仮想通貨を持っていれば、市場で仮想通貨を買い戻さなくても手持ちの仮想通貨で返済が出来るということです。
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この記事の著者・インタビューイ
あたらしい経済 編集部
ブロックチェーン、仮想通貨(暗号通貨)、トークンエコノミー、評価経済、シェアリングエコノミーなどの「あたらしい経済」をテーマにしたWEBメディアです。「あたらしい経済」モデルやそこでの稼ぎ方、そこで未来を切り開く人々のエピソード、あたらしい時代における働き方や学ぶべきことなどを、紹介します。これから「あたらしい経済」時代を迎える すべての個人 に、新時代をサバイバルするための武器を提供する、全くあたらしいWEBメディア・プロジェクトです。
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【初心者向け】FXのレバレッジとは?計算方法とリスクの抑え方を解説
一方で、高すぎるレバレッジでの取引は、大きな損失が出るリスクも高まります。
FX会社に預けている証拠金では補えない損失が出た場合、トレーダーはその分を追加で支払わなければならず、場合によっては投資した金額以上の損失が発生する可能性があります。
リスクを抑えるためにも、FX取引に慣れないうちは低いレバレッジ倍率で取引する方が安心です。
詳しくは本記事の「5.レバレッジのリスクを抑えて取引するための4つのポイント」で紹介します。
2.レバレッジ倍率の計算方法
レバレッジ倍率は、「取引数量」、「為替レート」、「証拠金(口座資金)」の3つから算出されます。
(「取引数量」は、取引する通貨量のことです)
【例1】取引数量が異なる場合(証拠金が100,000円の場合)
【例2】証拠金が異なる場合(取引数量が5,000ドルの場合)
全取引におけるレバレッジ倍率を表す「実効レバレッジ倍率」
FX取引では、同時に複数の取引をおこなうことが多いです。
複数の取引で確認しておきたいのは、「全取引金額におけるレバレッジ倍率がどうなっているか」です。
この「全取引金額におけるレバレッジ倍率」を「実効レバレッジ倍率」といいます。
つまり、1回の取引のレバレッジ倍率が低くても、複数の取引をおこなうと、トータルで見たレバレッジ倍率(実効レバレッジ倍率)は高くなるのです。
多くのFX会社では、取引ツールに「実効レバレッジ倍率」を表示していますが、一部のFX会社では「1回の取引でのレバレッジ倍率」を表示しています。
いつの間にかハイレバレッジになっていることを避けるためにも、1回の取引におけるレバレッジ倍率ではなく、実効レバレッジ倍率を確認しましょう。
3.レバレッジを使う2つのメリット
- 1.少額の元手で取引できる
- 2.資金効率を高められる
【メリット1】
少額の資金で取引できる
記事前半で、レバレッジをかけると証拠金の最大25倍の金額で取引できるとお伝えしました。
これは言い換えると、取引額の「25分の1」の資金(証拠金)があれば取引可能ということです。
たとえば、100万円分の取引をする場合、最低限必要な資金は25分の1の40,000円で可能です。
売買する量 | 最低限必要な資金(必要証拠金) |
---|---|
100万円分のドル | 40,000円 |
50万円分のドル | 20,000円 |
10万円分のドル | 4,000円 |
この1回の取引で最低限必要な資金を「必要証拠金」といいます。
【メリット2】
資金効率を高められる
レバレッジを使った取引の最大のメリットは、取引に成功すれば少ない元手で大きな利益を出せるため、資金効率がよいことです。
4.レバレッジを使う3つのデメリット
- 1.損失が大きくなる
- 2.ロスカットが発動し、意図せぬタイミングで決済される
- 3.追加証拠金が発生する
【デメリット1】
損失が大きくなる
【デメリット2】
ロスカットが発動し、意図せぬタイミングで決済される
「ロスカット」とは、取引による損失が発生し、証拠金が一定水準以下となったタイミングで、全取引を強制決済する仕組みです。
トレーダーがFX会社に預けた資金以上の損失を出さないために取り入れられています。
一方、 予告なく全取引が強制決済されるため、意図しないタイミングで損失や利益が確定するというリスクがあります。
【デメリット3】
追加証拠金が発生する
口座資金の残高が必要証拠金を下回った場合、FX会社によってはロスカットではなく 「追加証拠金」の支払いを求める 場合もあります。
上記の例では数万円の追加証拠金の支払いにとどまっていますが、 急激な為替レートの変動などにより、数十万~数百万円の追加証拠金の支払いが発生する場合もあるのです。
5.レバレッジのリスクを抑えて取引するための4つのポイント
大前提として、FX取引は、余剰資金、つまり生活に影響の出ないお金でおこないましょう。
そのうえで、FX取引のリスクを抑えるための、4つのポイントを紹介します。
- 1.低いレバレッジ倍率で取引をする
- 2.証拠金に余裕を持つ
- 3.取引数量を多くしすぎない
- 4.「損切り(ストップロス)」を適切なタイミングでおこなう
【ポイント1】
低いレバレッジ倍率で取引をする
取引に慣れていない間は、まずは低いレバレッジ倍率で取引しましょう。
最初から高いレバレッジで取引を始めると、 「大きな利益が得られる」と考え、取引金額や売買のタイミングなどについて冷静に判断できなくなる ことがあります。
利益や損失を確定すべきタイミングで売買ができないと、損失も大きくなりやすいです。
【ポイント2】
証拠金(口座資金)に余裕を持つ
【メリット1】で少しふれたように、 必要証拠金に対してギリギリの口座資金(証拠金)で取引をすると、少しの損失が出ただけで追加証拠金の支払いが発生します。
上記は極端な例ですが、このように少しの損失でロスカットや追加証拠金の支払いが生じるのを防ぐために、口座資金(証拠金)は必要証拠金よりも多めに入れて余裕をもたせましょう。
【ポイント3】
取引数量を多くしすぎない
2章で解説したように、1つの口座で同時に複数の取引をおこなうと、取引数量が大きくなり、口座全体でのレバレッジ倍率(実効レバレッジ倍率)が高まります。
「もっと大きな利益を得たい」という気持ちから取引数量を増やすと、知らぬ間に高いレバレッジで取引をおこなっている ということも起こりえます。
その結果、デメリットで説明したようなロスカットや追加証拠金といったリスクを背負いやすくなるのです。
とくに取引に慣れていないうちは、実効レバレッジ倍率を確認しながら、取引数量が多すぎないかを常にチェックするとよいでしょう。
【ポイント4】
「損切り(ストップロス)」を適切なタイミングでおこなう
相場格言の一つに、「見切り千両、損切り千両」という言葉があります。
この言葉は、すでに損失が出ている取引は、損失が小さいうちに見切りをつけて手仕舞うほうが、総じて利益につながるという意味です。
買い注文後に値下がりし、「相場が戻るはずだ」と粘って損切りしなかった結果、どんどん損失が膨らむことは珍しくありません。
そして、レバレッジをかけた取引の場合、その損失が増えるスピードも早くなります。
より大きな損失を出さないためには、自分が許容できる損失額に応じて「ルールを決め、そのルールに従うのが重要です。
「1回の取引で何%の損失額が出たら損切りをする」といった具体的なルールを決めた方が、損切りを迷いにくくなります。
しかし、実際には損切りを迷うことも多々あります。
もし自分で損切りできる自信がない場合は、「逆指値注文(ストップ注文)」を使って、自分で決めたルールをもとに損切りの価格を設定し、自動で損切りするのがおすすめです。
1通貨から取引できるOANDA証券の「ベーシックコース」
そのような方は、小額から取引できるFX会社を選ぶのがオススメです。
OANDA証券の「ベーシックコース」では、1通貨から取引が可能です。
そのため、初めてFX取引をする方でも、少額から始めて徐々に慣れることができます。
DMMビットコインの特徴は?おすすめ暗号資産(仮想通貨)取引所との徹底比較!
DMMビットコインは現物取引可能な通貨数が少ないです。現物取引とは通貨を実際に購入または保有している通貨を売却する取引で、レバレッジ取引と異なり自己資金の範囲内での取引となります。DMMビットコインで現物取引が可能な通貨は7種類で「ビットコイン」「ビットコインキャッシュ」「イーサリアム」「リップル」「ライトコイン」「ステラ・ルーメン」「イーサリアム/ビットコイン」です。これ以外のマイナーな銘柄を現物取引したい場合は別の仮想通貨取引所を探したほうがよいでしょう。
デメリット③取引方法は販売所形式のみ
DMMビットコインは販売所形式のみですので、取引所形式でトレードすることはできません。取引所形式では運営会社が「板」という取引場所を提供し、投資家同士が「板」を仲介役として売買注文を行います。販売所と比較すると取引所に対して支払う手数料がおさえられるというメリットがあります。DMMビットコインの販売所形式のみだと、取引所に対して支払う手数料が取引所形式と比較して高くなってしまうのです。とはいえ、BitMatch注文を活用すれば手数料を安く抑えることもできるでしょう。
デメリット④レバレッジをかけられる倍率が低い
DMMビットコインは他の取引所よりもレバレッジ取引に対応している仮想通貨の銘柄が多いものの、レバレッジ倍率は低く設定されています。具体的には、DMMビットコインのビバレッジ倍率は2倍で固定されています。そのため、例えば10万円の保証金があるとすれば、20万円分の取引が可能となります。レバレッジ取引のメリットとしては保証金を遥かに超える取引ができ、上手くいけば資金を効率的に増やすことが出来ますが、ある意味その効率が比較的悪いともいえるでしょう。
デメリット⑤送金スピードが他の取引所と比べて遅い
ビットコインは国際送金と比較すると送付にかかる時間が短いのが特徴ですが、DMMビットコインの送金スピードは他の取引所と比較すると遅い状況です。ビットコインを送金するには、マイニングという取引データを確認して承認する作業が必要になります。DMMビットコインの場合は1つのマイニングが10分と設定されていますが、同じ時間に多くの人が送金の依頼をしているとマイニングに時間がかかり、数時間、場合によっては数日かかってしまう場合もあります。
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